あっと・いーず代表 三木 えみ
JAHA(日本動物病院福祉協会)
CPDT-KA(Certified Professional Dog Trainer - Knowledge Assessed)
認定家庭犬しつけインストラクター
氏名又は名称 | 三木 えみ |
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事業所の名称 | 飼い主と犬のための家庭犬しつけ教室 あっと・いーず ~ At E's |
事業所の所在地 | 北相馬郡利根町羽根野957-3 |
動物取扱業の種別 | 訓練 |
登録番号 | 茨城県第639号 |
登録年月日 | 平成19年05月24日 |
有効期間の末日 | 平成29年05月23日 |
動物取扱責任者 | 三木 えみ |
四国(香川県)生まれ、四国育ち。結婚のため勤めていた小学校を退職、茨城県に移り住む。
マイホーム購入を機にホームズを飼い始め、トレーニングに目覚める。Happy Dogs Familyで活動しながら、JAHAインストラクター養成講座受講。
インストラクターの認定を取得、動物病院でのしつけ教室、訪問レッスンなどを開始。
現在、茨城県の端っこの町(川向こうは千葉県)にて、会社員の夫と3頭の犬たちとともに暮らす。
私の生家は、とある田舎の町役場の隣にあって、その町役場の駐輪場の片隅には、犬の捕獲用の檻がいくつも置いてありました。
私は、子供の頃から幾度となく、そこから聞こえてくる、じつに物悲しそうな鳴き声を聞いてきました。
たいてい、夜遅くなって聞こえ始めることが多かった。檻にはカギもなく、いつでも誰でも犬を入れられるようになっていたので、人気がなくなってからコッソリ捨てて行く人が多かったのでしょう。
当時、うちにも室内犬が何頭かいたので、彼らの姿を間近に見ながら、一方で捨てられた犬の悲痛な叫びを聞いているのは、とても辛いことでした。
小学生の頃、一大決心をした私は、友達と一緒に、檻に入れられた子犬の救出を試みたことがありました。
近所の使っていない倉庫に子犬たちを保護し、家から箱や毛布を持ち出し、お小遣いで牛乳やパンを買って与えていた・・。
が、その無謀な救出劇はじきに大人の知るところとなり、こっぴどく叱られたあげく、子犬たちはまた檻に戻されるという、情けなく、後味の悪い結果に終わりました。
あの時、助けられなかった子犬たちをはじめ、当時檻に捨てられた犬たちのほとんどが、ミックス=いわゆる雑種、でした。
私が大のミックス好きで、飼うなら極力ミックス!と思っているのには、その頃の記憶が大きく影響しているのかもしれません。
ホームズを飼い始めた時、トレーニングをしよう!と思い立った理由の一つには、「雑種だってトレーニングすれば立派な犬になる!」と証明したかったこともあります。
そして、十数年・・。
トレーニングを始めた頃の私は、自分がインストラクターになるなど、夢にも思っていませんでした。
ただ自分の犬のために、この子を良い子にしたい、もっと理解したい、もっと通じ合えるようになりたい・・それだけを思っていた。
その過程で出会ったのが、Happy Dogs Familyであり、JAHAでした。
当時、まだ日本に入ってきたばかりの“学習理論に基づいたしつけ方”は、とてもとても新鮮で、まさに目から鱗!カルチャーショックの連続でした。
人が伝える術を持てば、犬はこんなに多くのことを学習し、いきいきと動くようになり、表情までが変わること。
また、それは、特別な訓練を受けた特別な人にしかできないことではなく、原理を理解して努力さえすれば、普通の飼い主にも十分実現できるのだということを身をもって知った時、私は、この素晴らしい犬たちの可能性を、一人でも多くの人に伝えられたら・・と思うようになりました。
犬に関して学ぶことについては、ここが頂点という限りなどありません。
また、インストラクターとして学ぶことも、山積しています。
まだまだ発展途上の私に、何ほどのことができるのかと疑問を抱くこともありますが、意思の疎通ができないばかりに、大好きなはずの家族を攻撃しなければならないような、最も悲しい事態に陥ってしまった犬たちを見るにつけ、たとえ微力でも、私にできることをしよう!と思うのです。
犬を飼う方には、どうか、肝に銘じていただきたい。
たとえ小さくても、どんなに可愛く見えても、犬は、必要とあればすぐにでもものを言う武器=牙を持った動物なのだ、と。
けれども、人がその武器を使う必要性さえ感じさせなければ、これほど愛らしく、愉快で、一途に人を信頼してくれる生き物はいません。
犬が牙など使わずに済むように、心から人を信頼できるように、そして、あの檻に入れられる犬がいなくなるように・・・それが私の願いです。
94年10月生まれ ミックス・♂(去勢済み)
トレーニングを始めるきっかけとなった、記念すべき犬。気難しいところもあったけれど、器用で機敏で、文字どおりの「おりこうさん」。 子犬の頃から、教えたことはすぐ覚え、大きな病気もせず、とことん飼い主孝行なワンコだった。09年7月31日、15歳を目前に天に召されてしまったけれど、きっと今もどこかから、そっと私たちを見守ってくれているはず・・。だよね、ホームズくん。
96年4月生まれ(推定) ミックス・♂(去勢済み)
ホームズの散歩中にトコトコ後をついてきて、そのまま我が家の一員となる。大きな体と態度に似合わず、意外に繊細。
おじさんたちに密かな人気があるらしく、よく声をかけられる。
若い時には暴れん坊で手を焼いたこともあったが、今はとても穏やかになり、お散歩で会う人にも犬にも、愛想を振りまいている。
写真は得意技の「なになに~?」のポーズ
04年6月13日生まれ Mダックス・♀(避妊済み)
理由あって2歳で我が家の子になった、東京生まれのお嬢様。
内弁慶で、お外に出るとビクビクしてしまうこともあるけど、じつはとっても気が強い。
小さな体でパワー全開、自分の何倍もの大きさの犬にだって、決して負けない!デモ犬になるべく修行中だけど、
ドキドキするとすぐ「ワンッ!」が出てしまうので、まだまだ道は遠い・・。
04年11月、虹の橋を渡ってお星様になりました。
九州のペットショップで処分されかかっていたのを、妹が引き取る。
獣医さんには「この子は長生きしない」と言われ、10歳過ぎてから住み慣れた四国の実家を離れ、
茨城の我が家で暮らし・・・数々の苦難にもめげず、14歳で癌に斃れる日まで、じつに逞しく生き抜きました。
その巧みな処世術は、今でも我が家の伝説になっている。
10年7月1日生まれ(推定) ミックス・♂(去勢済み)
子犬の頃、道端をヨレヨレ歩いているところを知り合いの獣医さんに保護され、
立ち耳&白茶のビジュアルがホームズに似ていたのがご縁で、我が家の一員とな
る。ホームズjr.ということでジュジュと名付けたが、大人しかったホームズと
は大違いのわんぱく坊主。でも、とても素直で、犬らしい犬。長い脚で走る姿が
とってもきれい!
12年2月1日生まれ(推定) ミックス・♂(去勢済み)
神奈川の保健所から危ういところをレスキューされ、縁あって我が家の一員になる。
外見はかわいいけど中身はタフで、少々のことには動じない。
我が家初のアジリティドッグ。
初試合で表彰台に乗りました!